今年も気づけば11月ですね。
どーものほほです。
あっという間に時が流れるのは早くて、この前夏が終わったかと思えば、秋なんてものは存在していないかのように寒くなり始めましたね。
この調子で今年も終わってしまいそうで、時の流れを年々恐ろしく感じるようになってます。
さて、下手くそな前置きはこれくらいにして、今回は私がゲームのコミュニティにとても救われた話を書こうかなと思いました。
近頃、E-sportsや色々な配信者などの影響もあって、ゲームに対する悪い印象って少しずつ減ってきているとは思うんですけど、それでもやっぱりゲームに対して良くないイメージを持っている人の方が未だに多いと思うんです。
なのでこの記事を読んでくれた方々が、少しでもゲームに対する印象が良くなってくれたら嬉しいなと、とても思います。
※この記事は素人が書いたものなので、読みにくい部分があると思いますがご了承ください。
私がゲームを始めた理由
私が始めてゲームに触れたのは、まだ3.4歳のころに親戚の家にあったファミコンでした。アイスクライマーのカセットが入っていて、幼い私は明確なルールは理解していなかったけど、山を登るという簡単なルールだけは理解できたようで、滅茶苦茶はしゃぎながらプレイしてたのは、今でも覚えています。
そこから私のゲーム熱に火が付いたのか、家にあった様々なゲームで遊ぶようになりました。スーパーファミコンのぷよぷよ通、Nintendo64のマリオストーリー、ゲームキューブのルイージマンションなどなど、元々家族がゲーム好きだった時期があったお陰でゲーム機自体は色々ありました。
ひたすら色んなゲームを遊んでいくうちに、やはり行きついてしまうのが対戦。
ここで話が少し変わってしまうんですが、私には2人の姉がいます。
私は3人の中の末っ子として産まれました。2人の姉は私と違って、頭も良く、運動も出来て、何をやらせても大体のことはこなせてしまう。そんな姉でした。
そんな優秀な姉2人に比べて、残りの搾りカスで構成されたのが私でした。
勉強も苦手で出来ない、スポーツもそこそこ、何一つ姉たちに勝てる要素がなかったんです。しかも泣き虫でドジだし容量も悪いかったから、姉2人にバカにされたり、父親に少し怒られた時もありましたね笑
しかし、ある日思いついたんです。
のほほ少年「ゲームだったら姉たちに勝てるのでは?」
うん、どうしてこうなってしまったのか。
まあこの時は、とにかく姉たちにバカにされるのが悔しかったのは今でも覚えてます。だから何かしらで姉たちに勝てるところを作りたかったんですよね笑
その時はゲームですら負けていたんですけど、ゲームが凄く大好きだったから、これだけは負けたくないと思えたのかもしれません。
その後、少しやったら姉たちには負けないくらいの実力になって、隠れてかなり喜んでましたね笑
こういう些細な出来事ですけど、これが私のゲームの世界に入った一番最初のきっかけでした。
中学入学後に始まる嫌がらせ
ゲームにハマってから年月はあっという間に過ぎていき、気づいたら中学生になっていました。小学校では、かなり色々な人と仲良くやれていてとても楽しかったこともあったので、「中学でも上手くやっていけるだろ!」と入学前に思っていました。
実際、入学してからある程度仲の良い人も増えて、話せる人や登下校する人とかも増えてきたので順調な滑り出しだと思ってたんですよね。
でも少し経ってから違和感に気づきます、
「なんか、生徒内で優劣みたいなものが出来てないか?」
そう、ここは中学校、可愛らしい子供だけだった小学校とは違う!!!!!
中学生にもなってくると人間も色々な意味で成長するわけで、嫌な考えを持つような輩も現れ始めます。
中でも一番に嫌だったのが、、、
「スクールカースト」
このスクールカーストというのを知らない人のために簡単に説明すると、学校内の生徒間で発生する序列です。
クラスに1人はいませんでした?滅茶苦茶色々な男女から好かれてる人とか、偉そうにしてる運動系の部活やってる人とか、クラスの中心にいがちな人とか、まあそういう人たちっていうのは、大体その生徒間で上位に属していることが多いです。
んで面倒くさいのは、その上位にいる人たちの中にも嫌がらせとかしてくる奴がいるってことなんですよ。
そこら辺の違和感に感じたのは中学2年になってからのこと、新しいクラスも決まって1年の頃仲良くしてた人たちがあまりいないクラスでしたが、そこまで辛いとは思ってませんでした。
だって新しく一緒になったクラスの人と仲良くなればええやん!!
そう思っていたからね!!!
が、2年が始まってすぐのこと。
ある日教室に行くと、机の中に入れていた教科書がなくなっていた。
「ん?」
何回確認しても見つからない、ロッカーを確認しても見つからない。
こりゃあおかしいぞと、思ったわけです。
まあそりゃあ自分の家に教科書持って帰ってないんだから、誰かに取られた以外あり得ないだろって。
その時、一人クラスの中で俺の困ってる様子を見てニヤニヤしてた奴がいたんですわ。
そいつの名前をAにしておきましょう。
Aは明らかに困っている俺を笑いながら、知らないふりをして授業を普通に受けるわけです。ただ、当時の私は人を疑うこと知らない人間だったので、先生にも素直に言えず絶望した顔をしながら、
「わ、忘れました...」
と言ってましたね笑
まあその教科書は翌日帰ってきたから、その時はそれで終わりましたね。
数日後、しばらく平穏な日々が続いたんですけど、ある日何やらクラスの人たちが俺のことを見ている。そして見た後ヒソヒソと何か話しながら、どこかへ消えていく。
何が起きてるのか分からなかったんですけど、1年の頃に仲良くしてた奴が、変な噂をされていることを教えてくれました。
内容は言わないんですけど、そのことに私は一切覚えがないんですよね。
て、ことは?
誰かが噂を撒いたに違いねえ!!!!!!!!
ワンピースより
この時点で、私はまたこの前教科書を隠したやつがやったのか?と思っていたんですよ。「あーwまたどうせあいつだろ、はいはいw」
だがしかーし!そうでは無かった。
ちなみに噂っていつのはカーストの上位にいる奴らが話したりすると、マジで直ぐに色々な人に伝わるんですよね!
なにこの伝達力!!!!キレそう!!!
そう、先程教科書を隠したAはスクールカースト上位にいるクソ野郎とよく絡んでるやつだったのです。
そいつをBと呼びます。
このAとBのコンビが私の平穏な学園生活を邪魔していきました...
ここで私のことを少し書いておきます。
私は中学生に入った時点で、割と太っているタイプの人間でした。そして、趣味はゲームや漫画とかオタクのそっちの方。
え、何この負け組のようなステータス
まあ私のような人達を馬鹿にするのがAとBだったんですよね。別にカーストの上位にいる人達全員が悪い奴なんて思わないでほしい。
ただ、中にはそれで自分が上の存在だと認識して、クソみたいなことをしてくる人間もいるということを知ってほしいです。
んで話を戻して、その噂が立ち始めてから色々なやつに若干避けられるようになりました。
「あれー?俺何もしてないのになんでだーー???」
まあこの世は理不尽なので、誰もそこらへんにいる太り気味のオタクの話なんて信用してくれるわけもなく、何もしていないのに色々な同学年の人たちから割と避けられるようになりました。
それでもまだ幼馴染の友達とか、何人か話すやつがいたのが救いでしたね。あれがなければ多分本当に終わってた。
まあそれでも嫌がらせは続くわけですよ!
日に日に消えていく靴とか教科書、全く関係のない嘘だらけの噂、身体的特徴で笑ってくるクソみたいな悪口。
でも、私にはやり返すという考えは無かったです。
そもそもこれで言い返したらやり返しでもしたらどうなる?更に色々なことが悪化するんじゃないか?
しかもここでこいつらに対して、喧嘩や同じことをやり返しても、こいつらと同レベルになる。
それだけは死んでも嫌だったので耐えることを選びました。
この時点で、大分ストレスには来てましたね笑
お陰様で中学2年生の頃から、人を簡単に信用しなくなりました。
それでも学校には行かないとやばい、流石に馬鹿な私でも高校までは出ておかないとこの先おしまいだ。
そんなことは分かってたので、気合いで登校だけはしていました。話せるやつも少なからずいたので。
気合いで登校し続けてから時は流れ、中学2年の三者面談の時期がやってきました。
三者面談は担任教師と自分と保護者の3人しかいない空間。この状況を使えば、上手いこと嫌がらせとかが良くなるんじゃないか?
そう思い、この場で初めて担任教師に今までされてきたことを打ち明けました。
余談ですけど、この話を担任にしてるとき気づいたら顔から涙が流れてたんですよね笑
涙がボロボロ垂らしながら今までの事を話したのは今でも鮮明に覚えてます笑
人間って限界を迎えるとこうなるのかもしれません。
それで当時の担任も結構良い人だったので親身になって話を聞いてくれて、「私も何とかしてみるよ」と協力的になってくれました。
その後そのお陰もあったのか、Aからは今までのことの謝罪のLINEが来ました。
許すつもりは一切ないけど、「もういいよ」と言ってこの件は丸く収まった!!はいめでたしめでたし!!
で終わらないんだよなこれが!!!
そう、Aからは謝罪が来た、Aからはな!!!!!
ただ、肝心なもう1人のヤバい奴からは謝罪が来なかった、スクールカースト最上位のBからは。
つまりこれが何を意味するのか?
嫌がらせはこれからも続くドン!(どんちゃん風)
そう、AよりもBの方が100倍厄介な人物だったのです。これは後々分かったことなんですけど、A自身がやったのは教科書を隠すくらいで、残りは全部Bがやったことらしいんですよ。(衝撃の新事実)
これを聞いてスクールカーストの恐ろしさを改めて知りましたよ。
Bがカースト最上位で、やばい奴ってことをみんな知っている。もちろんAもそれを分かってるから、Bに服従していた。まあ多分こんな感じなんじゃないですか?
私はそういう奴1番嫌いですけど。
なので裏ボスのBを倒さないと、この話は終わらないことが判明しました。
だがしかし、そんなことは出来るはずもなく担任に言っても直らないようなやつなので、この嫌がらせは高校1年生の最後まで続くことになりました。
中学2年から始まった嫌がらせは約3年続き、その間は地獄のような学校生活でした。何回も学校に行くのをやめかけました。
毎日行くだけで、馬鹿にされ、デブだの何だの悪口を言われ、自分の趣味を貶され、嘘だらけの噂に惑わされる馬鹿な生徒だらけ。
何故何もしていないのにこんな辛い思いをしないといけないのか?この世は理不尽だらけです。
それでも学校にだけは行き続けることが出来ました。
私が学校でクソのような嫌がらせを受けていても、何故学校に行けることが出来たのか?
その大きな理由の一つとして、スプラトゥーンとの出会いがあります。
今でも大人気なスプラトゥーンシリーズ、当時はWiiUがあまり売れていないのもありましたが、そのWiiUが品切れになるくらいにはヒットしたスプラトゥーン。
私は事前の体験会に参加していて、事前にゲームの面白さを知ってしまいどっぷり浸かってしまったので、スプラトゥーンは発売日に購入しました。
発売日が確か5月くらいで、当時学校の定期考査とピッタリ被りました。
しかし、流石に学生の身分。
いくら好きなゲームが発売されたとはいえ、定期考査を疎かにしてはいけない。
なので、漢のほほ。
定期考査の勉強を一切せずに、全ての時間をスプラトゥーンに捧げました!!!
(良い子は真似しないでね)
まあ元々ゲーム馬鹿だったので、その回の定期考査を余裕で捨てて、学校から帰宅してはスプラを起動する毎日でした。
ちなみに発売当時は嫌がらせが既に行われてる状態の時くらいでした。でも、まだ耐えられるくらいのレベルでしたね。
だから、別にスプラトゥーンと出会ったから不登校にならなかったという訳では無いんです。
スプラトゥーンが発売されてから少し時は流れ、嫌がらせも盛んになって鬱になってきた頃、それでもスプラトゥーンが癒しだったので、当時の私はオンラインゲーム初心者だったので、スプラトゥーンを一緒にやる人が欲しい!そう思うようになりました。
だけど、初めてのオンラインゲーム。
どうやって一緒にやる人を探す?
右も左も分からない状態。
しかし何とか手探りで探し始めたのが、いつもよく見ていたニコニコ動画。
その時ニコニコには生放送もあるということを初めて知り、そこにはスプラトゥーンの配信をしている生主が沢山いました。
当時はフレンドとやるモード(タッグマッチ.プライベートマッチ)が解禁されたばかりで、どこの生主さんも、
[初見さん歓迎!]プラベ参加者募集!
みたいなタイトルの配信ばっかりでしたね。
分かりやすいタイトルのお陰で私も勇気を出して、色々な生主さんのところに遊びに行ってみました。
色々な生主さんのところを遊びに行った中で、とある生主さんの雰囲気がとても好きだったので、そこに良く遊びにいくようになりました。
そこの人達は優しい人ばかりで、その時学生だった自分を受けいれてくれたのは本当にありがたかったのを覚えています。
これが初めてゲームのコミュニティに入った瞬間。
生主が放送を始めれば、みんなそこに集まり、いつもと同じメンバー、たまに新入りさんがやってきたりして、ワイワイゲームを遊んだ。
でも、そのコミュニティは少しのいざこざが起きてしまって、私は行かなくなってしまいました。
コミュニティ内でのメンバーも分裂して、私もその中で特に関わっていた人たちと一緒に遊ぶようになりました。
色んな年齢、色んな性格、色んな趣味、そんなものがそれぞれ違うけど、好きなゲームってだけで集まれる空間が本当に大好きでした。
ただ、ゲームをワイワイ遊んでいるだけでも幸せでした。
学校では、趣味すらも否定される。
ゲーム?アニメ?気持ち悪い。
私には好きなことを語れる空間がありませんでした。
だから初めてだったんです、自分の好きなことを他の人と共有出来た時間を過ごせたのが。
「俺はこの武器のこういうところが好きでさ、ステージはここのこういうところが嫌いなんだけどー」
「分かる!俺もそこ嫌いなんだよね...」
こんな感じのありきたりな会話ですが、当時の私にとっては考えられないことだったので、自分の好きなことを相手と共有する時間が大好きになりました。
相手と好きなキャラクターの話をしていて、同じキャラが好きと分かった時のあの瞬間、何でこのキャラが好きなのか?それをお互いに説明している瞬間、自分には無い考えを相手が発言して、驚くことが出来るあの瞬間。どれも最高です。
それに興味が無くても話を聞いてくれて、
「へえ!そういう良さがあるのか!今度俺もやってみようかな」
みたいな感じで相手が興味を持ってくれた瞬間。
話を聞いてくれるだけでもありがたいのに、それに興味を持ってくれるだなんて、これほど嬉しいことは無いでしょう。
だから今でも好きなことを共有してる時間が大好きなのかもしれません。
そんな日々を過ごしてはいたものの、現実は変わりません。いくら家の時間が楽しくても、学校に行けば嫌な事があるのが分かっている、どうしても行きたくなくなってくる。
そんな気持ちが日に日に強くなっていったのが、高校生になった頃でした。
ちなみに補足しておくと、私の学校は中高一貫だったので、中学にいた人達は高校になっても同じなんですよね(クソッタレが)
だから高校生になっても一生嫌がらせは続きます。
カーストもほとんど変わらない、クソみたいな序列。
そしてある日、いつも通り登校して教室に入って席に着いた時Bに放たれた一言。
「○○(本名)いてもいなくても変わらなくね?w」
それを言われた瞬間、何でしょうね。
もう心が虚無になったというか、真っ白になったというか、多分ストレスのキャパが超えたのかは分かりませんが、とにかく頭が真っ白になりました。
多分心が折れたんだと思います笑
俺は何でこんなやつがいるところに自分で足を運んでいるんだろうってなりましたね。
その次の日、私は学校を休んでしまいました。
身内には内緒で、学校に勝手に自分で適当な理由をつけて、朝早く学校に行くふりをして、ネカフェとかに逃げ込んでいました。
意外と人間っていうのは単純で、学校に行かなくなるだけでかなり気持ちは安らぎました。
まあ、そりゃあ学校に行かなきゃクソ野郎の顔を見なくていいんだから今考えると当然な気もしますね笑
でも、学校には行かないといけない。
行かないと卒業出来ない。
だから週に1.2回休むくらいで、一応完全に休まないようにはしてました。
だけど、それも時間の問題なのは明白。
行けば行くほど削られるのは自分の心、案の定休む頻度は増えていきました。気づけば多くて週に4.5回休む事もありました。
そんな絶望した気持ちになっていたのが高校1年生の9月頃。
その時もゲームはもちろんしていました。
この頃スプラトゥーンは、やりすぎた関係で少し飽きが来てしまった。だから他のゲームにスプラ勢の人達と移ったんですよね。
LOLっていうゲームなんですけど(絶望)
まあそこはどうでもいいとして、もうスプラ勢の人達とも大分長い関係にもなって、かなり気楽に話せるくらいの仲にはなってました。
ある日、ゲームをプレイしてる最中、スプラ勢の1人に言われました。
「のほほ最近不機嫌?」
やっぱりいくら楽しいゲームでも、かなり心に効いてたようで、通話越しでも言われるくらいにはなってたみたいです。
(不機嫌っていうのは純粋に元気が無かったからそう勘違いされただけ)
その時は俺とその人しか通話にいなかったから、詳細ではないけど少しオブラートに包んで話しました。
嫌がらせを長年受けている事を。
その人は、スプラ勢の中でも割と性格が大人な人で、真面目な印象があったので、意外とすんなり話せました。(当時のことをあっちが覚えているかは分からないけどね笑)
それでその人はこう言いました。
「そんなん無視すればええやん笑」
!!!!!!!!!!!!!
ポプテピピック
なんて単純なんだ!!!!!!
「そういうのってのほほがそういう反応を食らってるのを見て、楽しんでるのが大半だから完全にシカトすればいいんよ」
確かに!!!!!!!!!!!
めっちゃ納得してしまった。
確かに言われてみれば、もう何されても鋼のメンタルで全部無視してればそのうち何もされなくなるのでは?
そう思うようになってきました。
でもその話はその一言だけで終わって、その後すぐにその人とゲームして笑ってたりしてました。
その時気付いたことがあります。
私はこのコミュニティに気付かない間に救われてたんだなって。
どんなに嫌な事があっても、その人達と話すだけで笑顔になれる。
どんなに辛い時でも、一緒に遊べば嫌なことを忘れられる。
なんか危ない薬みたいな効果になっちゃいましたけど、本当にそうだったんです。
私はこの小さなコミュニティの人達に、救われていました。
学校では否定される趣味も、この人達は興味がなかったとしても笑って聞いたりしてくれる。
共通の話題で盛り上がれる時間がある。
この人たちと話している間は、学校であった嫌なことを全てが忘れられる。
学校で嫌がらせがあっても、何故登校をギリギリ続けることが出来たか?
それは好きなゲームをプレイするためじゃ無い、
この人たちと話したり遊んだりしたいからだ。
私はゲーム内で会った人たち、その小さなコミュニティのお陰で学校に行き続けることが出来ました。
そして、完全に無視をしろというアドバイスをもらった後、この作戦が意外と刺さりました。
何をされても完全に無視、動じない、鋼の意志で真顔で居続ける、こんなことを続けていたら静かに嫌がらせは無くなっていきました。
それが高校1年生が終わる頃、
完全無視の様子を見ていたクラスメイトの1人の男が
「お前本当にすごいよ」
と言ってきました。
「あーいう奴ら俺も嫌いだからさ、」
良いのか悪いのか分からない共通点が出来て、そこから仲良くなって、初めて学生生活で親友が出来ました。
そいつは本当に良い奴で、別に共通の趣味があるわけじゃないのに俺の話をよく聞いてくれて、身体的な特徴なんかも一切馬鹿にしない。
そいつと仲良くなってから、高校生活はとても楽しくなりました。そいつの周りも良い人達ばかりで、太っていることも、趣味も、馬鹿にしてこない。
全てを受け入れてくれる人達に出会えたのが本当に嬉しかったです。
多分あの時にそいつらと出会えてなかったら、多分高校やめてたんじゃないかなって今だと思いますね笑
それも全部、ゲームのコミュニティがあったから。
ゲームで知り合った仲間がいたから、私は救われました。
あの時、スプラ勢の1人が俺に助言をくれたから、今の私があります。
ちなみにその人は、当時まだ学生のクソガキだった俺を色々注意したり怒ってくれたりしてくれたこともありました。
お陰で少しだけネットリテラシーを高くすることが出来たことにも感謝しています笑
絶望の中から助けてくれたスプラ勢の人達には恥ずかしくて言えないけど、本当に感謝しています。
現在のゲームの印象
ここまで私がゲームのコミュニティに救われたというのを書いてきたんですが、では実際に今のゲームの印象というのはどうなのか?
これは私の完全な偏見ですが、やっぱり子供を持つような親世代の人からは、ゲームの印象というのは良くないと思ってます。
何回も思ったことがあるんですが、
例えば面接などその人の話を聞く場所で趣味の話になった時、1人はサッカー、もう1人はゲームと答えたとします。
(面接官はゲームをあまりやらない人)
この時、面接官はどちらに良い印象を持つと思いますか?
恐らく大半の人が、サッカーをしてきた人に良い印象を持つと思うんですよね。
これって何でだと思います?
ゲームもサッカーも同じ趣味で娯楽という部類。なのに、何故かゲームだけは悪い印象を持たれてしまう。
これはサッカーだけじゃなくて、別のスポーツや将棋、囲碁とかにも同じことが言えると私は思うんです。
これらのものと比べても、何故かゲームだけは悪い印象を持たれがち。
これに関して調べていたら、私と似たような質問をしていた人がいたんですが、凄く納得のいく意見が書いてありました。
ゲームの印象が悪いのってなぜなんでしょうか - 例えば面接で趣味を... - Yahoo!知恵袋 Yahoo知恵袋より引用
ここにも書いてあるようにこれは教養の有無なんだなと納得してしまいました。
スポーツであればその人の努力とか、将棋や囲碁であれば知性とか、そういうイメージが沸きませんか?
しかし、ゲームはどうでしょう?スポーツと違ってあまり公の場で見られることもないし、頭が悪くなるのはゲームのせいとも言われることもあります。
少しでもこの印象を変えたい。
だから私は伝えたかったんです。
ゲームから得られることも沢山あるということを。
私は先ほど書いたようにゲーム内で出会った人たちのお陰で、救われました。
不登校になりかけていた私が、登校できるようになり、仲の良い友達も出来て、卒業も出来て。
これは全てゲーム内のコミュニティに出会えたからなんです。
確かにゲームのやりすぎは良くないのは間違いないです。実際私も定期考査を捨ててプレイした経験がありますから笑
でも、それって自制すれば良いだけの話で、そこまで大きな問題じゃないんじゃないかなって思うんですよね。だって、自分で気を付ければいいだけの話だから。
メリハリをつけて、やることをやっていればそんなことにはなりません。
あと、インターネット上で知り合った人物には出会うな。これもずっと言われていることだと思います。これに関しても確かにそうで、世間的にも顔も知らない人と会うのなんてメチャクチャ怖いことなんだろうと思います。
実際にネットで知り合った人たちに攫われたりする事件もありました。
でも、全員がそういう人っていうわけじゃありません。
寧ろそんな人たちは極少数だと思ってます。
私は今、スマブラ界隈にいて、大会なんかに出る為にはどうしても直接オフラインの環境に行かなければいけません。会場には200人以上の参加者がいて、ほぼ誰も知らない人たち。最初は誰だってそうです。
最初は不安でしたが、初心者の私に優しく接してくれるプレイヤーの人たちや、有志のスタッフさん。私が出会ってきた人たちは、みんな優しい人で良い人たちばかりでした。
もちろんやばい人と会ったことがない!というと噓になりますが、、、
それでも、そこで出会えた人たちから沢山のことも学べました。
そりゃあ200人以上も参加者がいるんですから!
プロゲーマーの人、ゲームのために仕事をやめた人、社会人で働きながらも強い人、ブラック企業で働いてて仕事の愚痴を楽しそうに言う人、中学生なのに大会に参加しにきてくれた人、本当に色々な人に出会いました。
全く私とは違う環境にいる人たちばかりで、1人1人に色々なエピソードがあります。どんな話でも、その時聞いた話は何かしらに活きる時が来ると思うんです。
例えば、私がこの前とある国家資格を取りたいと言ったら、スマブラで知り合った人たちが色々な質問に丁寧に答えてくれました。この仕事はこういうとこが大変、でもこういう部分は楽しいよ!
私には分からないことばかりですが、そういう部分を学ぶことが出来るんです。
だから私は怖がらないで、何かしらのゲームが好きで興味を持ったら、是非そのコミュニティに飛び込んでみてほしいです。
最初はどんなきっかけでもいいんです。
・この人使ってるキャラクターが同じだ!!
・この人も自分と同じ選手が好きなのかー!
・この人俺と好きなアニメ一緒だ!!!
こんな些細なことでもいいんです。
Twitterでフォローを飛ばしてみたり、リプライで共通の話題を話してみたり。
まあSNSに関しては使い方を間違えると大変なので、これに関しては少し難しいかもしれないですけどね笑
SNSが使えない学生とかなら、親御さんにこのゲームの大会があるから行っても良い?と聞いてみたりとか!
一歩踏み出せば、あなたの知らない世界がそこにはあると思います。
ゲームから得られるものも沢山あるので、もしゲームが好きな子供を持っている親御さんとかがこの記事を読んでいるのであれば、ゲームというものに悪い印象を持たずに、お子さんと一緒に知っていってほしいです。
最後に
ここまで文章を上手く書けたか不安で仕方がないんですけど、私の言いたいことは言えたんじゃないかなとは思います。
絶望した学園生活が、1つのゲームのコミュニティに出会ったことで、見違えるほど生活が変わって。学校に行くのも少しずつ楽しみになって、帰ったら仲間たちと一緒に話せるのが楽しみで仕方なくて。
不登校になりかけてたやつが、親友が出来て卒業も出来たんですよ!!
これだけでも凄いと思いませんか?笑
あの時出会ったスプラ勢とは今でもゲームをしています笑
もう出会ってから7年も経つのに不思議じゃないですか?
それなのに今も変わらず、Discordで募集をかけたらいつものメンツが集まって、昔と何も変わらずふざけたり、笑いながら、時には真面目にゲームをしています。
気づけばゲームだけじゃなくて、リアルでも会う様になって、ここのご飯屋さん気になるから行かない?ってだけでご飯を食べに行ったり、コメダ珈琲が好きな人が1人いて、その人の影響で定期的にコメダ珈琲行くためだけに集まったり笑
くだらないですが、どれも私の中では大切な思い出です。
ゲームで出会ったとか関係ないです、もはや普通の友達なんじゃないでしょうか笑
なので、もしゲームにあまり良い印象を持ってない方は、少しでも考え直してもらえると嬉しいです。
私は将来、世の中の人たちにゲームに対してもっと良い印象を持ってもらいたいと思ってます。最終的にそう繋がる何かがしたいなって思ってます。
だからこうして今回記事にしました。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
皆さん、これからも良きゲームライフを!!
Twitter
twitter.com
Twitch(配信先)
www.twitch.tv