のほほののほほーんとしたブログ

色々な事を喋ります

いなくなってわかること

どーものほほです。

初めにこの記事にはスマブラのことは全く書いていないので、よろしくお願いします。自分が書きたい事を書くだけなのでかなり読みづらくなると思いますが、許してください。

急な事だった、今年の2月11日の祝日。いつも通り10時くらいに起きて、朝ご飯を食べてだらだらと生活をしていた。この日はスマブラの企画でMothersDAY!という企画をやる予定で、気合が入っていた。ご飯を食べた後、スマブラをやっている時だった。突然親からの電話が携帯に来た。何だろうと思い電話に出たら、突然告げられた言葉。

「おじいちゃんが亡くなりました。」

私はその時人生で初めて人が死ぬという事実を受けいれた。

この言葉を聞いた瞬間体が動かなくなった。

私の祖父は8年前くらいから身体を壊してから、ずっと病院や老人ホームで暮らしていた。何度か危ない病気にもかかって、何度も亡くなりかけていたけど、驚異の生命力で何度も治りお医者さんも「驚きましたね!」と言わんばかり。どんなに具合が悪くてもご飯もよく食べるし、自分もこのまま何年も生きてくれそうだな!と安心してました。

だけど今年の1月に、再び命が危ない状態になってしまった。今度は今までのものとは違う。お医者さんも「覚悟してください。」そう言った。この言葉を聞いて病室に戻り、寝ている祖父を見たときは、涙が止まらなかった。ずっとこのまま生きて欲しい。昔みたいにまた家で暮らしたい。そんな願いが全部消されそうだったから。

気持ちが暗いまま約1週間が経った頃、病院から連絡が入り、何だと思い親から連絡の内容を聞いたら、なんと危機的状況から復活した!!今度こそ危ないと思ってたのに、また元気になってくれた!この連絡を聞いた時は、大喜びするしかなかった。やっぱ爺ちゃんはすげえ!!大声でそう言ったのを覚えている。この後も2回くらい同じ事が起こったけど、2回とも完全復活し、祖父は無敵だと思った。

今年の2月1日。病院から再び命が危険との連絡が入った。この時期自分は、色々と忙しい時期でお見舞いに行けず、なかなか会うことが出来なかった。正直な話、爺ちゃんならまた復活するでしょ!という甘い考えが、この時自分の中に生まれていた。予想通り今回も落ち着いてくれた。再び一安心、親も祖父ならこの程度じゃやられない!そう言っていました。身内の人たちも本当にすごいよと感心するくらいでした。

でもそんな甘い考えが間違っていた。

2月11日の10時頃、丁度起きた時に両親がバタバタしてると思い、何があったと聞いたら。病院に今すぐ来てくれとの連絡があったのこと。今度こそ本当に危ない。そう言われたらしい。だけど自分は今回も大丈夫なはず。そう思っていた。そしてだらだらとスマブラをしていた、そんな時に入った親からの電話。電話に出て最初に聞いた一言。

「おじいちゃんが亡くなりました。」

え?いや?嘘でしょ?本当にこれくらいの言葉しか頭に思い浮かばなかった。体が動かなかった。あんな元気な爺ちゃんが?何度も危機を乗り越えてきた爺ちゃんが?この時、絶望に近い感覚を味わった。そうだよ。前からこういう事が起きてたんだから、いつ亡くなってもおかしくない。今回も大丈夫とかあるわけない。自分は今まで何に安心してたんだ?なんて自分はバカなんだろうか。

亡くなった後、祖父の姿を見ると。悲しさや悔しさ、色々な感情があって。自分は涙を流すことしかできなかった。ただただ泣き続けた。後悔しかなかった。何でもっとお見舞いに行かなかったのか、何で用事を優先してしまったのか、どうして祖父ともっと向き合わなかったのか。どうして祖父ともっと話してあげなかったのか。全部大丈夫とかいう意味のわからない何の根拠もない言葉に騙されてた自分のせいだ。今でも後悔しかない。子供の頃から可愛がってもらった祖父に何もしてあげられなかった。あんだけ世話をして貰ったのに、何一つ恩返し出来なかった。亡くなる前に何かやってあげたかった。そんな後悔の日々です。私が2月からお見舞いに来てない間祖父は「○○が来てくれるの嬉しかったんだよ!」と言ってたと親から聞いた。何でもっとお見舞いに行ってあげなかったのか、何でもっと顔を出してあげなかったのか。

皆さんにも、大切な家族、身内、親戚、友達、色々な方がいると思います。特にこういう病気とか前から命が危ないとか言われている場合は、後悔する前に出来る限りの事をやってあげてください。何でもいい、喋ることでも、何かしてあげるのでも、プレゼントをあげるでも、本当に何でもいい。大事な人がいなくなってからじゃ何も出来ない。後悔しか残らないから。見てくれている方にはそんな事を味わって欲しくない。

入院してるのであれば、忙しくてもほんのちょっと顔を出すだけでもいい。毎日行ってあげてください。絶対に喜んでいるはずです。ちょっとした事でもいい。何かしてあげてください。後悔する前に。そしてその大切な人が幸せに天国へ行けるようにしてあげてくださいね。

色々めちゃくちゃに書いちゃったけど。伝わってくれると嬉しいな。